ゲーム制作会社に入ったことだし、VTuberでもみるか

久々すぎる。
過去に作ったしょーもないゲームのおかげもあって(あったか?)無事ゲーム制作会社に入社した。もうすぐ半年が経つ。
新卒で入社した会社の副社長が言っていた通り、「人間が変わるには環境を変えるしかない」という言葉の通り、環境を変えることで否応なしに毎日UnityとC#を使ってコードを書きまくっている。ありがてぇありがてぇ…

さて、最近は通勤時間にVtuberの動画を見るのが日課になっている。あなたの推しは誰ですか?僕は兎田ぺこらと猫又おかゆを推しています。

さて、VTuberを支えているのはUnityらしいということを風のうわさで聞いた。
Live2Dという入力された音声によって自動で2Dのキャラクターが動くやつを使っているらしく、しかもこれはUnityをPCに入れてさえいれば素人でも触ることができるらしい。ちょうどいいのでこれをぽちりながらいろいろやってみようと思い立った。

すでに1週間かかった

と軽い気持ちで手を出してみることにしたが、初期設定?の時点でめちゃくちゃ苦労した。
同じ轍を踏む人が減ればいいなというのと、備忘録としてやったことの記録をつけておく。

今は「設定された音声ファイルに合わせてキャラが口パクする」というところまでいった。
ここまで一行もコードを書いていないので、私と同レベルの方も安心してほしい。
ただし、なんか知らんが全然動かんくて一度は匙を投げようとしたので、粘り強さだけは持っておいてほしい。

1. まず、Unityの推奨バージョンをインストールします

いろいろ振り返ると、ここが最重要だった。
僕は自分での学習のためにUnity2020.~~とかのバージョンを使っていたが、どうも配布されているSDK(Live2Dを動かすための魔法のプログラム群。無料。なんで???)をインポートするときはUnityの推奨バージョンである2019.4~~くらいのを使ったほうがいいみたい。この辺は多分に憶測を含むが、いいからこれ使っといて。

2.こちらの記事を参考に、モデルデータのインポートまでやる

qiita.com
多分なんだけど、この記事が少し前に書かれたこともあっていろいろ現在の仕様ではすんなり模倣できないんじゃないか。
この記事通りに貫いてやってみてもいいんですけど、僕は「プレゼンスを上げる」の「口パクの実装」のところでつまづいた。
具体的に言うと、入力された音声に合わせて口が動かなかった。
パラメータを見ると音声に応じて値を書き換えてはいるのだが、Gameビューでは口がほとんど動かなかった。
どのくらい動いていなかったかというと、カメラで5倍くらいに拡大してようやく「動いてる気がする」というレベルで動いていなかった。

途中からはこちらの公式リファレンスを参考に

docs.live2d.com
というわけで、一度Unityをアンインストールして、使用するSDKやモデルデータをすべて再インストールしてゼロからプロジェクトを作り直した。そしてモデルの配置の後はこのページを参考にしていろいろと設定をした。
クッソ雑だがこれでとりあえず音声に応じて口がパクパクするようになった。

Live2Dのいいところは、「公式が日本」というところだと思う。
僕程度の英語力では海外の記事がヒットされても一ミリも理解できねえ。
僕のような無課金勢でも手厚く対応してくれるので積極的に公式を見ていこう。

ということで、もし困っている人がいたら
・とりあえずUnity再インストールして推奨バージョンにしよう
・なんかおかしいと思ったら大人しく使用するいろいろなファイルを再インストールしよう
・無理だったら公式を頼ろう。多分この分野、作る人より使う人の方が多いからネットで見つかる情報は玉石混合だ

以上。